
ブログを開設してSNSを始めました。
副業について調べていると、Twitterで投資の話題をよくみかけます。
iDeCoという言葉をよく見かけますが、これって何ですか?
この疑問に答えていきます。
ブログをやっている人の始める”きっかけ”って、少しでも副収入があればいいなと思って始めるひとが多いんじゃないでしょうか。
アフィリエイトやグーグルアドセンスで収入を得ているブロガーさんが多い印象です。
どちらも、副収入・副業が裏テーマとして潜んでいると筆者は思うのです。

筆者も、少しでも副収入を得たいと思ってブログを始めました。
そして、”副業”や”副収入”がワードに出た時、必ずと言っていいほど目にするワードがあります。
- ネットビジネス
- 物販ビジネス
- つみたてNISA
- iDeCo
- 投資
なかでも”iDeCo”はつみたてNISAに次いで多いのではないかと思います。
私はつみたてNISAは少しだけ理解してますが、iDeCoについてはさっぱりです。
「iDeCo」に関して、投資系のお話というのはわかるのですが、聞きなれない言葉なのでどことなく避けがちでした。
そこで、本記事ではiDeCoについて意味・使い方などの基本的なことを解説します。
- iDeCoってそもそも何なのか。
- iDeCoの概要
- iDeCoを利用したほうが良いのかどうか
iDeCoについて根本を理解して、今利用すべきなのかどうかを考えていきます。
つみたてNISAについては以下の記事を参考にしてください。
iDeCoとは①
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つみたてNISAとセットでよくみかけるiDeCo。
投資の話ということは、なんとなく感じます。
しかし、聞きなれない言葉に対してはよほど興味を持たない限り調べようとも思いません。

私も、iDeCoが何なのかよくわかっていません。
調べていくと、厚生労働省がiDeCoの概要について述べています。
厚生労働省ホームページより
iDeCoとは、自分で決めた額(掛け金)を積み立てて運用し、60歳以降に受け取る年金。
公的年金にプラスできる「もうひとつの年金」と呼ばれ、税制の優遇がされているのが特徴。
厚生労働省(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/nenkin/kyoshutsu/ideco.html)
iDeCoは、individual-type Defined Contribution pension planの略語で、個人型確定拠出年金の英語表記したものです。
投資に関して初心者の私はイマイチピンと来ませんが、少しずつ理解していきましょう。
まずは、「個人型確定拠出年金」の言葉の意味を理解していきましょう。
個人型確定拠出年金とは?
一言で言うならば、「自分で作る年金制度」です。
掛け金を自分自身で運用しながら、積み立てていき、原則として60歳以降に受け取ることのできるものです。
昨今、老後の資金についてニュースで話題になることもありましたね。
公的年金には国民年金や厚生年金などがありますが、iDeCoがはこれに上乗せして受け取ることができる年金のことを指します。
自営業者、会社員、公務員、専業主婦(夫)など、20歳以上~60歳未満の方ならほとんど誰でも利用できるようになり、一部をのぞく一般の人たちがこぞって利用しだしたのです。
- 自営業者等
農業年金の被保険者、国民年金の保険料免除者を除く
(国民年金第1号被保険者) - 厚生年金の被保険者
(公務員や私学共済制度の加入者を含む。企業型年金の加入者については、企業型年金規約において個人型年金への加入が認められている方に限る。)
(国民年金2号被保険者) - 専業主婦(夫)等
(国民年金第3号被保険者)
筆者は医療機関で勤務しており厚生年金の被保険者ですので、上記二つ目に該当します。
iDeCoに加入する資格があるということですね。
60歳以上の人、海外在住者、国民年金保険料を払ってないあるいは免除の猶予を受けている人、農業者年金に加入している人は個人型確定拠出年金(iDeCo)を利用することはできません。
iDeCoのメリットとデメリット
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iDeCoとは、私たち自ら運用する老後用年金ということがわかりましたね。
さらに次の内容を詳しく見ていきます。
- iDeCoを利用するメリット
- iDeCoを利用するデメリット
iDeCoと同じようにツイッターやSNSなどで目にする「つみたてNISA」は個人の口座を用意して投資信託などで運用していく方法でしたが、iDeCoは少し違います。
iDeCoを利用するメリット
iDeCoやつみたてNISAが最近になって注目されるようになった理由は、やはり資産形成に対して一般の人の目が向くようになったからでしょう。
コロナウイルスが蔓延しだして”おうち時間”が増えた今、SNSやインターネットを利用する機会が増えたと思います。
それと同時に、投資や資産形成に関する情報も目にする機会が増えてきました。
人間だれしもがお金・資産はある程度欲しいと考えています。
長年働いても大して上がらない賃金、冷え込む経済を前にどのように資産形成をしていくか考えた時にiDeCoやつみたてNISAなどの長期運用の投資に注目が集まるようです。
iDeCoを運用するメリットとしては、以下の3つが挙げられます。
- 所得税・住民税が軽減される
- 運用して得た利益には税金がかからない
- 一時受取金1500万円まで課税されない
iDeCoの公式ホームページによると、掛け金が全額所得控除となります。
仮に毎月の掛け金が1万円の場合、所得税(10%)、住民税(10%)とすると、年間2万4000円の税金が軽減されることになります。

節税効果があるなら、将来の資産形成+節税とメリットが多いのかも。
iDeCoを利用するデメリット
投資や資産運用をする場合、メリットだけではなくきちんとデメリットについても理解しておかなければなりません。
iDeCoでの主なメリットは節税でしたが、デメリットはどんなものがあるのでしょうか。
- 運用状況により資産が減る場合がある
- 原則60歳まで資産を引き出すことはできない
- 各種手数料がかかる
長期運用なので当然と言えば当然ですが、60歳まで資産を引き出せないということは十分に注意しなければなりません。
無理な掛け金を設定してしまうと、お金が必要な時に引き出せないなど不都合が生じてしまう場合があります。
そのため、各運営管理機関や厚生労働省では無理のない範囲での掛け金設定が推奨されています。
つみたてNISAについては以下の記事を参考にどうぞ。
iDeCoの掛け金と運用方法

iDeCoをはじめ、投資関連の話には必ず掛け金の下限や上限の話が出てきます。
iDeCoにも掛け金の最低金額があり、金額は月額5,000円からとなっています。
また、掛け金の上限については運用する人によって変わります。
次に、iDeCoの運用方法はどうするのかを見てみましょう。
iDeCoの運用方法とは?
iDeCoの特徴として、自分自身で運用する商品を選ぶ必要があります。
- 定期預金
- 保険商品
- 投資信託

やってみたいけどどこに投資すればよいのか難しくてわからないです・・。

私も投資先については勉強中のため、これが良い!とは言い切れません。
iDeCoは大切な老後資金のため、運用すると腹をくくったならしっかりと時間をかけてでも選定して決めていきましょう。
iDeCoに加入する際は、iDeCoを取り扱っている金融機関(運営管理機関)で加入手続きを行う必要があります。
運営機関ごとに運用商品や手数料など異なります。
運営管理機関について、専用サイトで検索することができるので任意の運営管理機関を検索して手数料などを確認しておきましょう。
運営管理機関は多数ありますが、今回は楽天証券のサイトを参考に運用方法を確認していきます。
(例)楽天証券でのiDeCo運用方法
運営管理機関は数多く存在します。その中でも代表的な楽天証券での運用の流れについて説明します。
あくまでも楽天証券での運用方法です。
このほかにも数多く運営管理機関は存在します。
自分自身に合った運営管理機関を探してみてくださいね。
⇒運営管理機関一覧はこちら(外部サイト)
iDeCoをやったほうがいいの?
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iDeCoが老後のための資産形成であること、運用管理機関を決めて自分自身で運用していくことがわかりました。
では、結局のところこのiDeCoを利用したほうがいいのか、利用する必要はないのかという疑問が出てきますよね。
私も、老後のためとはいえいざ資産運用をするとなると、現段階ではいろんな疑問や勉強しなきゃいけないことが増えてとてもストレスだなぁとは思います。
iDeCoを検討したほうが良い人
iDeCoは個人型確定拠出年金のことを指し、60歳以降の資産形成を目的としています。
引き出しの制限があるということは、それだけ強制力の強い資産運用方法の1つと言えます。
また、投資と一言にいうと、多数のディスプレイを見ながらあれを買ってこれを売ってと株式関連を思い浮かべるひとも多いと思います。
しかし、iDeCoに関しては”長期投資”が根本にあるので、短期的なギャンブル投資とは比べ物にならないぐらい安定した投資の方法と言えます。
- 老後資金を貯めたい人
- 預金や積み立てをしてもすぐに使ってしまう人
- 投資をしたいけど悩んでいる人
- 収入が一定以上ある人
iDeCoはそもそも老後資金のための投資方法なので、老後に備えて資産を形成しておきたいという人に最も向いています。
興味本位で始めるものではなく、将来の構想があり、賢く堅実に資産を形成したい人はiDeCoを始めるのが良いでしょう。
また、収入が一定以上あるとそれだけ払っている税金も多いというのは周知の事実ですが、iDeCoの特徴である「節税」を考慮したとき収入が高いほどiDeCoの恩恵を受けることができます。
iDeCoが向いていない人
iDeCoは老後の資金のためにはとても良い投資方法です。
しかし、運用する際には「掛け金」が必要となり、投資した掛け金は60歳まで引き出すことはできません。
60歳以降の資産形成とはなりますが、逆を言えば60歳までの間は資産として使うことはできません。
もちろん、節税の効果はありますが。
- 貯金がない人
- 短期貯金の目的がある人
- 収入が少ない人
- 生活環境が安定していない人
60歳まで引き出すことができないので、たとえ100万円のiDeCo資産があったとしても車の購入資金やマイホームの頭金などに使うことはできません。
余剰金というと言いすぎかもしれませんが、毎月投資に回す余裕のあるお金がなければiDeCoはオススメできないと言えます。
収入が少ないとなかなか目の前の生活も安定せず、多くの人は貯金も少ないと思います。
仕事を転々としたり、結婚や出産によって専業主婦になったり、マイホームを購入したり(住宅ローン)と生活環境が近々変わったり、頻繁に変わる人にもオススメはできないでしょう。
iDeCoや積み立てをNISAを始めるまえに、まずは
- 安定した収入・貯金
- 生活環境の安定
を優先して達成することが先決ですね。
iDeCoまとめ
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iDeCoに関して以下のことがわかりました。
- 個人型確定拠出年金であること
- 60歳以降のための資産形成であること
- 投資に回す資金力のある人にオススメであること
同じような投資としてつみたてNISAがありますが、これよりも少し上級者向けの投資がiDeCoなのではないかと私は印象をもちました。
少額(100円)から始められるつみたてNISAのほうが投資初心者としては始めやすいのかもしれません。
私も始めるならまずはつみたてNISAかなと思いますが、老後のことも考えてもう少し収入や生活が安定したときiDeCoについては考えてみようかなと思います。
ブログ・投資初心者の多くが目にするiDeCoについて解説しました。

ツイッターを見ていると1日1回は目にするiDeCoの意味がわかったでしょうか。
私自身も理解が深まりましたが、みなさんはiDeCoを利用してみようと思いますか?
また、よくも悪くも投資はすべて自己責任です。
身長に情報を吟味して、自分自身に合った投資方法を見つけてくださいね。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。
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