こんにちは。
アドセンス狩りに遭いました。筆者です。

翌日から広告を配信できなくなり、収益がゼロとなりました。

ブロガー界隈で一般的に言われている『アドセンス狩り対策』は行っておりました。
アドセンス狩りとは
Googleアドセンスに合格した人を狙い、不正な広告の表示やクリックを『わざと』行う悪質なユーザーのこと
数十円~数百円でしたがGoogleアドセンスから収益が発生していたので、憤りと悲しみの両方の感情がわいてきます。
サイトの違反などは考えられませんし、自分自身で広告クリックをするなど重大な違反は起こっていません。
結論
本記事では、アドセンス狩りに遭う原因を探り、どう対策すればよいのかについて解説します。
また、アドセンス狩りに遭ってしまったときの対処方法もまとめておきます。
- アドセンス狩りに遭ってしまった方
- アドセンス狩りに遭わない方法を知りたい
- アドセンスってやる意味あるの・・・?という方
アドセンス狩りに遭ってしまう原因

Googleアドセンスに遭ってしまうのは、何らかの原因があるからです。
原因を分析することで対策方法も見えてきます。
- アドセンス狩り対策プラグインを入れてない
- SNSにブログURLを載せている
- アドセンスの収益報告をしてしまう
- 反感を買うような言動をしている
- その他
アドセンス狩りに遭った方、当てはまる項目はありませんか?

私の場合は『②SNSにブログURLを載せている』と⓷『アドセンスの収益報告をしてしまう』が該当すると考えています。
アドセンス狩りが起こる理由
基本的にアドセンス狩りというのは、クリックする側の悪意によって成り立ちます。
2回~3回の数回の自然なクリック程度では制限されることはありません。
今回、筆者がアドセンス狩りに遭ったなと確信した要因はGoogleアナリティクスで『異常なトラフィック』を確認できたからです。

筆者の場合は、8月中旬のページの表示回数が1回に対して9回~17回の広告クリックがされていました。
たった1回サイトに来ただけのに、最大17回もクリックなんておかしな話です。
このことから、アドセンス狩りに遭ったんだなと判断し、スクショなどを取りGoogleに報告をした次第です。
アドセンス狩り対策プラグインを導入していない
Googleアドセンスに合格した後にやることの1つとして『アドセンス狩り対策プラグイン』を導入している方がほとんどだと思います。
アドセンス狩り対策プラグインは『Ad Invalid Click Protector』と言います。
以下、説明書きの引用です。
A WordPress plugin to protect your AdSense ads from unusual click bombings and invalid clicks
訳)AdSense 広告を異常なクリック攻撃や無効なクリックから保護する WordPress プラグイン
Ad Invalid Click Protector
このプラグインの効果は、
”PCからの”設定した回数以上、設定した期間にクリックがあった場合、設定した期間ブログへの訪問を禁止する
というものです。
設定はとても簡単でした。
しかし、注意点が2点あります。
- アドセンス自動広告では使えない
- スマホからのクリックには対応していない
ショートコードで表示されている広告に対してのみクリック検知機能が働きます。
PCからのクリックにのみ対応のためスマホなどモバイルデバイスからのクリックには対応していません。

何をしてもすべては防げないのです。
SNSにブログURLを載せている

アドセンス狩りに遭う一番の原因はこれである確率が高いと考えています。
SNSはさまざまなことが発信でき、SNSからの流入も見込める1つの集客方法ですが『悪意のある人間』が存在するのも確かなのです。
特にブロガーは初心者ほどTwitterを多く利用する傾向にあります。
『私のブログを見てほしい』
『PVをたくさん集めたい』
『収益を見てほしい・自慢したい』
そういった目的でSNSを利用していると、自分の知らないところで悪意のある人間が近づいてきます。
『こいつに痛い思いをさせてやろう』
『気に食わないからアドセンス狩りしてやろう』

私も、SNSの人たちに見てもらいたい一心で『今日は〇〇円稼げました!』などと収益情報を載せたり、記事のURLを載せたりと集客っぽいことをやっていました。
しかしそれは間違いでした。

悪人のSNS流入が正確な原因かはわかりませんが、少なくとも検索からの読者より、はるかに可能性が高いと判断しています。
ただし、アフィリエイトなどを考慮するとSNSも大事な流入源となりますので、あくまでもアドセンス利用停止されるのが怖い場合に限ります。
SNSで発信するということは、誰が見ているかわからない世界で発言をするということです。
99%の人が良く思っても、1%の良く思わない人によってアドセンス狩りは実行されるということを覚えておく必要があります。
収入の自慢や、誰かの批判など反感を買うことにつながる言動は控えましょう。
アドセンス狩りに遭わない方法

アドセンスを利用しないというのは考えない方向で解説します。
内容としては、確実にアドセンス狩りに遭わない方法ではなく、可能な限りアドセンス狩りに遭う可能性を下げる方法となります。
- Ad Invalid Click Protector(プラグイン)を利用する
⇒PCからの広告不正クリックを防止 - 自動広告を使わない
- 過度な広告配置をしない
- SNSで公開しない
- ブログ界隈の人とはつながらない
- Googleアナリティクスを使う
①Ad Invalid Click Protector(AICP)を使う

WordPressのプラグインで『Ad Invalid Click Protector』と検索すると出てきます。
②自動広告は使わない
Ad Invalid Click Protectorは1つの広告に対してショートコードを作成して記事内にショートコードを張り付けて利用するためです。
また、自動広告は全画面広告など読者が嫌がり離脱率につながる可能性もあるため、自動広告よりも手動広告のほうが良い場合が多いです。
③過度な広告配置をしない
Ad Invalid Click Protectorをもちいて手動で広告を配置するのはよいですが、あまりにも記事内に広告が多いと読者は嫌がります。

目次前や記事下など、ある程度目安をつけて広告表示を行いましょう。
④SNSで公開しない
SNSでブログURL公開するのは正直賛否両論あると思います。
以下のようなブログは公開しないことをオススメします。
- トレンド系のブログ
- 収益が多いブログ
公開するメリットよりデメリットのほうが大きいからです。
『収益が出ている人』は『収益が出ていない人』に比べて嫉妬されやすいです。
アドセンス狩り以外にも、ブログを真似されたり記事を真似されたりする場合もあるので気を付けておかなければなりません。
逆に、『アドセンス狩りなんて怖くない』『アフィリエイト中心にやっていくんだ』という方はSNS等でブログURLを公開してもデメリットは少ないでしょう。

自分のブログはどうなのか、一度考えてみてください。
⑤ブログ界隈の人とはつながらない
これもSNS運用の一環ですが『アドセンス狩り』なんてのはアドセンスを知っている人しかやらないと推測します。
ブログを作りました!
ブログ仲間ほしいです!
と発言すれば、おのずとブログ界隈とつながります。
アドセンス狩りのことを考えるとそれだけでリスクと言っても過言ではありません。
では、どうすればよいのか。
答えは、ブログで書いている記事に関連する人たち、あるいは記事を求めそうな人たちをフォローすることです。
『ブログ』をあまり知らない人達かつ記事を見てくれそうな『読者候補』とつながるのです。
そうすればSNSからの流入もありますし、ブログを知らない人にとって『アドセンス狩り』とはほぼ無縁です。
ブログ外の人と交流するのですから発信する内容にブログ関連のワードや収益・広告などのワードは混ぜないように注意して運用してください。
⑥Googleアナリティクスを利用する

今回、筆者が『異常なトラフィック』を発見しアドセンス狩りであることを判断できたのはGoogleアナリティクスで読者を解析できたからです。
Googleアナリティクス(ユニバーサルアナリティクス)では、Googleアドセンスと連携することができページビューに対してのクリック回数や、どの地域からクリックされたのかなどを解析することができます。
ユニバーサルアナリティクスでは、
【ユーザー⇒地域⇒地域】と選択していくと以下のような画面が表示されます。
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あなたのサイトにアクセスした人がどの地域からアクセスされたのかという表示です。

ちらほら外国からもアクセスがあるのが驚きです。
Googleアドセンスと連携していると【AdSense】の項目がありますので、選択するとGoogleアドセンスの解析データを見ることができます。
現在は『国』指定となっており世界の地域指定になっているので『市区町村』を選択しましょう。
日本の市区町村に絞ることができます。
次に、画面右上から期間を指定し、表の『AdSenseのCTR』を高い順に並べ替えましょう。

指定した期間内のAdSenseのCTR平均が70%であるのに対して、CTRを高い順に並べ替えると明らかな異常値が散見されました。
上記画像、とある1日だけのデータです。
みなさんは1回記事を見たら広告クリックなんてしますか?
正直、普段からアナリティクスの解析まで見てなかった(GA4ばかり見ていた)ので気づきませんでした。
Googleアドセンスを使っているブロガーさんは、旧バージョンのGoogleアナリティクスでAdSenseの解析データを普段から注視しておくことをオススメします。
旧バージョンのアナリティクスを開くと以下のように表示があります。
2023 年 7 月 1 日より、ユニバーサル アナリティクスでは標準プロパティで新しいデータの処理ができなくなります。それまでに Google アナリティクス 4 プロパティに切り替えて設定を進めておきましょう。
Googleアナリティクス
GA4ではまだGoogleアドセンスとの連携が実装されていないので、旧バージョンの停止前に実装されることを願うばかりです。
アドセンスってやる意味あるの?

結論から言うと、
Googleアドセンスをやる意味はあります。
SNSなどをやっていると『アドセンス狩りに遭いたくなければGoogleアドセンスを利用しなければいい』と極端な考え方をする人もいます。
しかし、絶対的な悪は『アドセンス狩りをする者』です。
何十円、何百円の収益で1つ1つは小さいかもしれませんが、ブロガーにとって大事な広告収入です。
モチベーションにもつながりますので、Googleアドセンスを利用して広告収入を得るというのは全然アリなのです。
『収益』を優先する場合はGoogleアドセンス主体でいくのか、アフィリエイト主体でいくのかによって変わります。
- ブログ内容
- アクセス数
- カテゴリー
- 投稿頻度
などにも左右されます。

筆者も、Googleアドセンスは続けてよかったと思っており、貴重な収益源となっていたので今回のアドセンス狩りでとても落胆しています。
Googleアドセンスの制限解除は、Google次第です。
異常なトラフィックを報告するなど制限解除に向けて行動を起こしていくのが最善策でしょう。
まとめと筆者からひとこと
さて、今回はGoogleアドセンスの『アドセンス狩り』に遭った時の対処法などについて述べましたが、現時点で筆者のGoogleアドセンスの制限は解除されていません。
8月18日~の制限なので本日(2022.8.26)で8日目です。
今できる対応策としてはGoogleに異常なトラフィックと思われる箇所を報告するぐらいしかできませんが、このまましばらくはGoogleからの制限解除を待ってみます。

同じようにアドセンス狩りに遭ってしまったブロガーさんも、一日も早い制限解除となることを願ってます。
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