
ブログを友人や家族に紹介しました。
もしもアフィリエイトで収入を得ていますが、友人や家族に買ってもらうのは大丈夫なのでしょうか?
規約違反になりませんか?
この疑問に答えていきます。
もしもアフィリエイトを始めとする各種ASPでは、
- Amazonの商品販売
- 楽天市場の商品販売
- 英会話スクールへの入会
- 仮想通貨口座の開設
など、アフィリエイトリンクを通して読者がアクションを起こせば【紹介料】として【収益】得ることができます。
- 「私のブログから買って。紹介料が入るから」
- 「このリンクから登録してほしい」
- 「お礼に〇〇さんのアフィリエイトリンクから商品を買います!」
もし身に覚えがあるなら、要注意です。
結論は以下の通りです。
「相手に報酬が入る可能性があることがわかっている」状態で、そのアフィリエイトリンクを意図的に踏んで申し込むことはやってはいけない。
が、一般の消費者同様の自然な誘導で購入する分には問題はない。
本記事では、もしもアフィリエイトを始めとするASPの広告収入に関して以下のことを解説します。
- 友人や家族が買っても良いのかどうか
- SNSで出会った人に買ってもらうことはどうなのか
- 「買って」「登録して」とお願いしていいのか
アフィリエイトを始めたての初心者の方はもちろん、ベテランの方についても今一度見直すきっかけにしていただければと思います。
ASPのリンクから友人や家族が買うとどうなるのか

ネットワークや、暗号化の技術は日々進歩しています。
- 誰が買ったのか
- どこで買ったのか
- どのネットワークから買ったのか
- IPアドレスは何なのか
- 同じ人が買ったのか
- 家族が買ったのか
さまざまなことが記録されて、識別できるようになっています。
A8.net
例えば、A8.netでは以下の通り注意事項が記載されています。
代理申込(親・友人などから承諾をもらって申込をする)についても、自らを利するために不要なサービスまで申込をしたり、その他不正が行われたりする可能性が高いことから、禁止となっています。一括資料請求サイトなど、資料請求を代行するサイトも代理申込に該当するためNGです。
A8.netより引用
もしもアフィリエイト
一方、もしもアフィリエイトでは明確な記載はありません。
しかし、実際に問い合わせしてみたので、問い合わせ内容ともしもアフィリエイトからの回答をご紹介します。
- ブログを弟に教えました。Amazonリンクを踏んで商品購入は規約違反になりますか?
「買ってほしい」などは言わずブログURLを教えただけです。 -
お問い合わせ下さいました件ですが、
もしもアフィリエイトの回答メールより引用
「このリンクをクリックして買ってください」
という誘導はNGですが、
一般の消費者が自然に誘導されるのと同様に
購入されるのであれば問題ありません。 - SNS等で知り合いになったブロガーさんのアフィリエイトリンクから購入するのはガイドライン違反となりますでしょうか。
購入者はアフィリエイトのリンクを介して購入すると、相手に報酬が入ることを認識しています。 -
お問い合わせ下さいました件ですが、
もしもアフィリエイトの回答メールより引用
「相手に報酬が入る可能性があることがわかっている」状態で、
そのアフィリエイトリンクを意図的に踏んで
申し込むことはご遠慮くださいますようお願いいたします。
家族や友人がサイトを見たり、一般ユーザーと同じように誘導されて自然な形でアフィリエイトリンクから購入や登録をするのであれば問題はないようです。
「このリンクから買って!」
「このリンクから登録をお願いします!」
意図的に誘導するのはNGです。
ブログを始めたことを伝えておくのはサイトのユーザー獲得にもつながりますのでいいかもしれませんね。
Amazonアソシエイト
Amazon独自のASPであるAmazonアソシエイトでは、友人や家族の購入は無効であることを明確に利用規約に記しています。
乙は、乙の友人、親類もしくは従業員、請負業者または事業関係による利用、乙の利用またはその他の個人もしくは団体の使用が目的であるかを問わず、特別リンクを通じて直接または間接的に商品を購入することまたはメンバー紹介イベント行為を行うことを許可、要請または奨励してはなりません。
アソシエイト・プログラム参加要件(「参加要件」)より引用
なぜ禁止なのかについても、ヘルプにて記載されています。
これは、Amazonアソシエイト・プログラムが割引プログラムではなく、商品を宣伝することで紹介料が得られるプログラムであるためです。本プログラムの目的は、新規のお客様を私たちに紹介することであり、その報酬としてアソシエイトに紹介料をお支払いしています。
Amazonアソシエイトヘルプより引用
アソシエイト・パートナーが自分で使うために注文した商品や、紹介料を稼ぐために知人等に依頼してアソシエイト・リンクを経由して購入させた商品は、紹介料支払いの対象外となります。

要約して簡単に言うと、「ズルはしちゃダメだよ。」ってことです。
楽天アフィリエイト
楽天アフィリエイトでは、2020年4月までは家族・友人間の購入が認められていました。
しかし2020年5月より明確に禁止ということが発表されました。
- 家族や知り合いに自分のリンク/ROOMから購入してもらう場合、報酬はもらえますか?
-
パートナーと購入者が示し合わせて購入がなされていると想定される場合、
または付与対象成果に寄与すると合理的に評価できない場合は成果対象外と
なります。・パートナーとユーザが示し合わせて購入を行う行為
・氏名、住所、連絡先などその他の情報に基づき、パートナーと生計を同一にする者(同居の親族など)と当社が判断した者が、当該パートナーが設置したアフィリエイトリンクを経由して成果を発生させる行為
・パートナーのリンク経由で、知人、親戚、商業的使用、請負業者、ビジネス関係者などの第三者と協力して付与対象成果を発生させる行為、若しくは、これらが疑われる行為
その他サービス提供者にとって付与対象成果に寄与すると合理的にと判断できないもの禁止事項に抵触する内容が確認された場合、予告なく利用停止の措置を取らせていただく可能性がございます。
楽天アフィリエイト ヘルプページより引用
事実上の改悪となったと一時期話題にもなりましたね。
SNSで知り合った人のリンクから買っていいのか

SNSで知り合ったフォロワーさんや、知り合いの方の場合はどうなのか、解説していきます。
結論から言うと以下の通りです。
- 買わないほうがいい
- 買ってもらわないほうがいい
代理申込(親・友人などから承諾をもらって申込をする)についても、自らを利するために不要なサービスまで申込をしたり、その他不正が行われたりする可能性が高いことから、禁止となっています。一括資料請求サイトなど、資料請求を代行するサイトも代理申込に該当するためNGです。
A8.netより引用

ただ、個人的にはグレーゾーンだなぁという認識です。
Twitterを見ていると、
- お礼の意味を込めてAmazonから買いましたー
- 有料テーマ、あなたから買います!
というツイートをしばしば見かけます。

私もSWELLのテーマをフォロワーさんに買ってもらったことがあります。
- 特定のユーザーに対して
(友人・知人・家族等) - 特定のリンクへ意図的に誘導
- 購入(登録)をお願いする
上記3点が揃ったとき、明らかな不正になるんじゃないかなーというのが私の考えです。
家族や友人とは違い、SNSでの関係を明白に立証するのって難しいです。
【あなたのアフィリエイトリンクから購入します!】
上記のような文言を公言することはアウトだと思うので、程よくSNSは利用していくのが良いと思われます。
「買って」「登録して」はNG
アフィリエイトリンクはあくまでも「広告」です。
広告の趣旨として「自然な形で一般ユーザーの購入(登録)意志により購入(登録)されるもの」と考えられています。
常識的に考えれば当然そうであることはわかりますよね。
- 友人
- 家族
- SNSの知り合い
こちらから購入をお願いしたり、同様のニュアンスでサイトや記事の紹介をすることは避けましょう。
まとめと筆者からひとこと
アフィリエイトを行う時は、基本的に家族や友人、SNSで知り合った人からの成果は考えないようにしましょう。
ASPには数えきれないほどの案件やプログラムがありますが、いずれも自然な形でアフィリエイトリンクに導くことが基礎中の基礎です。
記事を書く際には、気を付けながらアフィリエイトリンクの記載を行いましょう。
\ 筆者がオススメするASPはコレ /
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