無症状だからPCR検査キットがいいと思い買ってみました。
でも使い方がよくわかりません。教えてほしいです。
この悩みに答えていきます。
現在、流通している市販のコロナウイルス検査キットは、大きく分けて2種類の検査キットがあります。
- PCR検査キット
- 抗原検査キット
本記事では、PCR検査キットの使い方について詳しく解説します。
- PCR検査キットがどういうものか
- PCR検査の基本的な使い方
抗原検査を含めた検査キットの概要は以下の記事をご覧ください。
PCR検査キットとは
まず初めに、PCR検査キットがどういうものかを理解しておきましょう。
PCRとはどういうものかを簡単に言うと以下の4つです。
- 唾液による検体採取が多い
- 感度・精度の高い検査
- 無症状の場合でも判定ができる
- 【高リスク/低リスク】で判定が出るものがある
現在、市販されているPCR検査キットでは、唾液による検体採取が多く、自宅で手軽に検査することができます。
病院で行うPCR検査は鼻から棒を突っ込まれてグリグリされるのでとても嫌な検査です。
私も職業柄頻繁にPCR検査(鼻ぬぐい版)をやっていますがとてもつらいです・・。
唾液で検査できるものは痛みもなく簡単にできるので子どもさんでも気軽にできます。
PCR検査キットを使う流れを簡単に説明します。
インターネット通販で購入するのが良いです。
症状がある場合、薬局やドラッグストアには行かないようにしましょう。
amazonや楽天などの通販サイトで購入する人が多いです。
病院やPCR検査センターなどでは鼻から採取されることが多いですが、販売されているPCR検査キットは唾液を垂らして採取するものがほとんどです。
PCR検査は検査センターへ発送して検査を行います。
SNSや、LINE、メールなどで検査結果の通知が来ます。
早いところで検体到着後3時間程度で通知されます。
PCR検査キットの使い方はいたってシンプルです。
基本的にはPCR検査キット自体に説明書がついていますので、説明書に沿って検査を続けていきます。
PCR検査キットの使い方手順【3ステップ】
購入したPCR検査キットの使い方を具体的に解説します。
今回は、唾液によるPCR検査について説明します。
①唾液を採取する
PCR検査キットを開けると、唾液採取容器が中に入っています。
唾液の採取がPCR検査キットを使う中で最も重要です。
次の2つの工程で唾液を採取していきます。
- 唾液採取前に準備をする
- 唾液を実際に採取する
できるだけ採取は1人で行うようにしてくださいね。
以下の流れで検査を行っていきます。
食後やジュースを飲んだままで採取しないようにしてください。
もし飲食した場合は口を軽くゆすいで、30分以上あけてから採取してください。
家庭内感染防止などの観点から、唾液が他のところへ付着しないよう十分注意してください。
この時、容器の内側を触らないように気をつけて唾液を入れてください。
採取量目安として、1~2mlは必ず入れてください。
容器のふたはしっかりと閉めてください。
テープなどで固定は絶対にしないでください。
以上で、PCR検査キットの唾液採取は終了です。
次は検体の梱包です。
②採取した検体を梱包する
採取した容器を送るために、容器をしっかりと梱包します。
梱包の具体的な方法は各メーカーによって異なりますので、説明書はきちんと読むようにしてください。
一般的には、検体をそのまま箱に入れるわけではなく、2重、3重に包んで発送するようになっています。
- 緩衝材(衝撃吸収パック)
・容器が破損しないようにするため。 - バリアパウチ(ジップロックなどもある)
・検体が外に漏れないようにするため。
採取した容器に唾液がついている可能性もあるので、できるだけ手袋を着用したうえで行ってください。
③PCR検査キットを発送する
検体容器を密閉したあとは、返送用の箱(BOX)に入れます
また、付属の書類に記入もれがないように記入し、同封してください。
すべての梱包が終わったら、近くの発送取り扱い店へ持っていき発送します。
PCR検査キット発送時の注意事項
検体の発送・回収はメーカーによって様々です。
- 専用の回収サービス
- 指定のPCRセンターへの持ち込み
- ゆうパックなどで発送
検査キットを外箱に梱包するタイプ(三重梱包)であれば、取り扱い可能店舗で発送可能です。
市販のPCR検査キットは、郵便局でゆうパックにて発送する方法が多いです。
そして、以下のことに気を付けておきましょう。
- PCR検査キットを運送できない会社がある
- 発送の際は必ず説明書に記載の通りにする
- 症状があるときは窓口に行かず一度電話する
郵便局でのゆうパック発送は、検査キットも取り扱っていますのでそちらで発送するのが最もよいでしょう。
また、なんらかの症状(咳や鼻水、のどの痛みなど)がある場合は、窓口まで行って良いのかどうかを該当店舗に電話で確認するようにしてください。
症状があるときはできるだけ他人との接触を控える行動をとりましょう。
PCR検査キットの使い方まとめ
PCR検査キットの多くは、商品自体に説明がきちんと記載されています。
- 検体(唾液)を採取する方法
- 検体の梱包方法
- 注意事項
本記事や、同封されている手順をしっかりと確認し、PCR検査を行ってくださいね。
また、最近では薬局などで無料PCR検査を行っているところもあるようですが、他の買い物客や薬局を訪れた方に感染させてしまう場合もあるので、症状がある人は自宅で検査することを心掛けてください。
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